「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」は徹底した「安心の瓦・安全な施工」を追求した施工仕様です。
瓦屋根は日本の風景を語る時には欠かせない長い歴史をもった素晴らしいもので、優美に、豪快にあるいは素朴に、おしゃれに、建築物の多様な用途・要求に対応出来る よう、社会状況の変化に合せるようにあるいは先取りするように瓦の形状や瓦葺き構法等の 多様化にたゆまぬ努力が重ねられてきました。
しかし近年の暴風や地震といった自然の 脅威に対して、耐風安全 性も含めた、また技術データに裏付けされたガイドラインのようなものは必ずしも整備され ているとは言えませんでした。
そこで、国土交通省・日本建築防災協会・全国陶器瓦工業組合連合会・全日本瓦工事業連盟は屋根の安全性を明確化し、お客様に安心して屋根工事をご依頼いただけるように、標準試験により確認された施工方法を「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」としております。